KSLlogo 徒然なるままにメモ

つれづれなるままに、日暮らし、パソコンにむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなくググれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

個人的に興味のある主にIT関連のことをメモりました。



2021/11/18

 1995

2021年、コロナ禍に疲弊した日本、東京オリ・パラや米大リーグでの日本人選手の活躍が数少ない朗報であった。

今シーズンの大リーグでは7名の日本人選手がプレーしたが、なかでも大谷翔平選手の活躍は本場米国をも熱狂させるものであった。
これまでも、イチロー氏、松井秀喜氏、佐々木主浩氏をはじめ、日本人大リーガーの活躍は、挙げれば枚挙にいとまがないほどである。しかし、その源泉はやはり、四半世紀ほど前の1995年、日本人として二人目の大リーガー野茂英雄氏のデビューにあったように思われる。

1995年(平成7年)といえば、終戦から50年目の年。
バブル崩壊で綻びが見え始めた戦後のわが国の社会やシステムに追い打ちをかける様な出来事が次々と起こった。

   01/01 世界貿易機関 (WTO) 発足
   01/17 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)発生
   02/26 英ベアリングス銀行破綻
   03/20 地下鉄サリン事件発生
   03/28 三菱銀行・東京銀行合併合意
   04/19 円高値更新(1ドル79.75円) / オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件発生
   04/22 日本全国の公立学校で週5日制開始
   05/02 野茂英雄大リーグデビュー
   05/23 Java(α版)発表
   06/28 日米自動車交渉合意
   07/01 製造物責任法(PL法)施行、PHSサービス営業開始
   07/11 新潟県西部・長野県北部集中豪雨(7.11水害)
   07/16 Amazon.comサービス開始
   07/17 大和銀行ニューヨーク支店巨額損失事件発覚
   07/30 八王子スーパー強盗殺人事件発生
   07/31 コスモ信用組合破綻
   08/25 Microsoft Windows95(英語版)発売
   08/30 兵庫銀行・木津信用組合破綻
   11/23 Microsoft Windows95(日本語版)発売

1995年は、自然災害や無差別テロへの危機管理の重要性の再認識、金融システムの危機到来と再編の始まりなど、日本の方向性を変える年であったように思われる。
また、この年を境に、日米貿易摩擦や日米自動車交渉という言葉を聞くことはほとんどなくなった。
東西冷戦という足かせの外れた米国は、日本のターゲットを製造業から金融業へとシフトさせ、その後の外交戦略を対中国などにシフトさせていったのである。

そして、IT分野では、Javaというプログラミング言語ができ、Windows95というパソコンOSが広まり、Amazonというサービスが始まった年であった。
時を同じくして起こったこれらのイノベーションが、IT社会の萌芽を促したといえるのではないだろうか。
そんなこんなで四半世紀の歳月が流れ、今に至るのである。

2021/10/08

 科学技術予測

文部科学省 科学技術・学術政策研究所 (NISTEP) は、わが国の科学技術政策立案プロセスの一翼を担うために設置された国家行政組織法に基づく文部科学省直轄の国立試験研究機関で、主な研究領域を
  ❶ 政策のための科学
  ❷ 研究開発とイノベーション
  ❸ 研究開発システム
  ❹ 科学技術イノベーション人材
  ❺ 科学技術指標・科学計量学
  ❻ 科学技術予測・科学技術動向
  ❼ 科学技術と社会
としている。

NISTEPの科学技術予測は、わが国の科学技術及び科学技術と将来社会との関わりを見通すために、1971年以降約5年ごとに実施されており、今後30年間の中長期の未来展望という科学者・技術者といったシーズ側の視点だけでなく、需要側の視点や人文・社会科学の専門家の視点も取り入れた広範な議論の実施を特徴としている。

2020年6月発表の第11回科学技術予測調査は、「科学技術の発展による2040年の社会-基本シナリオの検討-」としてまとめられている。
そこでは、2040年の社会を「人間性の再興・再考による柔軟な社会」と位置付けて、
  ❶ 人間らしさを再考し、多様性を認め共生する社会
  ❷ リアルとバーチャルの調和が進んだ柔軟な社会
  ❸ 人間機能の維持回復とデジタルアシスタントの融合による「個性」が拡張した社会
  ❹ カスタマイズと全体最適化が共存し、自分らしく生き続けられる社会
としている。
更に、「人間はより良い在り方を模索して自分らしく生きる、社会は多様な人間が緩やかにつながり共生する環境を提供する、そして科学技術は、人間や社会の営みに優しく寄り添い支える社会」が浮かび上がった。そこで、2040 年の社会を「人間性の再興・再考による柔軟な社会」と総括している。

遡ること1200年ほど前の平安時代、弘法大師空海は、『即身成仏義』一巻を撰述された。
そこには、この宇宙は「六大(ろくだい)無碍(むげ)にして常に瑜伽(ゆが)なり」と、「多様であることが一であり、一であることは多様であるという多様不二」が説かれている。 ※このことは、ディラックのデルタ関数のフーリエ変換からも理解できる。
高野山大学名誉教授 村上保壽師は『即身成仏義』の思想と構造において、そこに説かれる様相について、「その存在様相は、一切の存在者が独立した個別的存在としてあるのではなく、自他が一切の存在区分を離れ、無化されて、相互に無礙渉入している在り方を意味しているのである。」と論じている。
科学技術予測調査の通り、今が「人間性の再興・再考」の時なのかもしれない。

2021/10/07

 計量行政

毎年11月1日は、現行の計量法が昭和27年11月1日に施行されたことに因み「計量記念日」とされている。電気記念日(3月25日)、発明記念日(4月18日)、貿易記念日(6月28日)とともに経済産業省4大記念日のひとつであるそうだ。

計量に係る行政を「計量行政」と呼び、経済産業省の計量行政のサイトの冒頭に、
「計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保する計量制度は、貨幣制度と並び、経済活動の根幹をなす制度です。我が国では、701年の大宝律令によって初めて計量制度が統一されたと言われています。現在では、計量法(平成4年法律第51号)において、取引や証明に用いる単位や計量器などについて定めており、適正かつ合理的な計量制度の確立によって、我が国の経済の発展や、国民生活の安定・消費者利益の保護を含めた文化の向上に寄与しています。」
とある。

計量に係る法律の計量法 (平成四年法律第五十一号)の第一条には、「この法律は、計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保し、もって経済の発展及び文化の向上に寄与することを目的とする。」とあり、第二条には、「この法律において「計量」とは、「物象の状態の量」を計ることをいい、「計量単位」とは、計量の基準となるものをいう。」と、計量と計量単位が定義されている。
また、計量単位令 (平成四年政令第三百五十七号)には計量単位が規定されており、
例えば、物象の状態の量の「長さ」の単位は「メートル」と定められ、「真空中で一秒間の二億九千九百七十九万二千四百五十八分の一の時間に光が進む行程の長さ」と定義されている。質量の単位は「キログラム」で「プランク定数を十の三十四乗分の六・六二六〇七〇一五ジュール秒とすることによって定まる質量」、時間の単位は「秒」で「セシウム百三十三の原子の基底状態の二つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の九十一億九千二百六十三万千七百七十倍に等しい時間」と定義されている。
まるで物理の教科書のようである。

国際的に定められている単位系である国際単位系 (SI) では、時間、長さ、質量、電流、熱力学温度、物質量及び光度の七つを「次元的に独立であるとみなされる量」と定め、それらの単位である秒(s)、メートル(m)、キログラム(kg)、アンペア(A)、ケルビン(K)、モル(mol)、カンデラ(cd)を基本単位として、他の様々な量の単位を定めている。
この宇宙は、七つの量から成り立っているということか?

【参考サイト】
  計量標準総合センター「SI文書第9版(2019)日本語版及び関連資料」
  株式会社キーエンス「国際単位系(SI単位系)」
  株式会社日立ハイテク「少しかしこくなれる単位の部屋」
  大日本図書株式会社「いろいろな単位」
  株式会社島津テクノリサーチ「単位のおはなし」
  カシオ計算機株式会社「単位の計算」
  愛知県一宮市「計量制度の歴史」

2021/07/31

 幽霊の研究

科学研究費助成事業の学術研究助成基金助成金および科学研究費補助金は、人文学、社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」を格段に発展させることを目的として文部科学省および独立行政法人日本学術振興会が交付する「競争的研究費」である。
その研究内容は、科学研究費助成事業データベース (KAKEN-研究課題をさがす) で知ることができる。

猛暑が続く中、涼を求めて、「幽霊」に関する学術研究はあるかな? と検索してみた。
 >>> KAKEN-研究課題をさがす (フリーワード:幽霊)
すると、なんと26件がヒットしたではないか。(下表)

研究テーマ (研究期間、研究機関)研究分野
組合せ論に関連するホモトピー論の研究 (2019 – 2023、琉球大学) -
<いま・ここ>に死者が共存する災害社会学研究:大災害の幽霊・夢を題材にして (2019 – 2023、東北学院大学) -
現代英語圏黒人文学における子ども表象についての研究 (2016 – 2020、日本大学(2019) / 目白大学(2016-2018)) 人文社会系
戦間期ヨーロッパにおける日本の性文化の受容について (2016 – 2020、都留文科大学) 人文社会系
前近代日本における病気治療と呪術の研究 (2016 – 2019、二松學舍大學) 人文社会系
ノットコンタクトホモロジーの表現論的構造解析 (2014 – 2018、名城大学) 理工系
鬼文化・冥界表象からの日中比較説話文学史の構築 (2014 – 2018、日本女子大学) 人文社会系
「不幸な死者」の観念の比較文化論的研究 (2014 – 2018、東北大学) 人文社会系
東北被災地域における心霊体験の語りと宗教者による対応に関する宗教学的研究 (2013 – 2016、東北大学) 人文社会系
『ドラキュラ』と心霊主義・心霊研究に関する新歴史主義的研究 (2013 – 2017、法政大学) 人文社会系
アジア系アメリカ文学における「幽霊物語」―民族、性、ポスト植民地主義の視座から (2011 – 2013、早稲田大学) 人文社会系
石塔と金石文を素材とする思想史研究の新たな領域と方法の開拓 (2011 – 2013、東北大学) 人文社会系
LITERARY GEOGRAPHIES OF THE MONSTROUS (2010 – 2014、東京大学) 人文社会系
死と生の教育史-近代イギリスにみる子どもと死をめぐる言説群- (2009 – 2011、山梨大学) 人文社会系
ヴィクトリア朝文学における都市生活者の狂気:その社会的および心理的文脈の解明 (2005 – 2007、名古屋大学) 人文社会系
ボルツマン方程式の解の分岐と安定性の数理的研究 (2005 – 2007、京都大学) 理工系
<醜>と<排除>の感性論-否定美の力学に関する基盤研究- (2005 – 2007、京都大学) 人文社会系
「恐怖」の宗教学的考察-娯楽として享受される「恐怖」体験- (2005 – 2007、東北大学) 人文学
幽霊写像の研究 (2004 – 2007、大阪府立大学(2005-2007) / 大阪女子大学(2004)) 理工系
分子気体力学による低圧気流およびマイクロスケール気体流の安定性の研究 (2004 – 2006、京都大学) 工学
蒸気・ガス混合系における新しい気体論効果の数値解析的研究 (2003 – 2005、京都大学) 理工系
文献に現れた述語形式と国語史の不整合性について (2003 – 2004、大阪大学) 人文社会系
現代アメリカ文学における身体意識の変容とメディアとの関係 (2003 – 2006、大阪外国語大学) 人文社会系
「幽霊小説」と「探偵小説」を中心とするヴィクトリア朝大衆文学の系譜学的研究 (2003 – 2004、山形大学) 人文社会系
ボルツマン方程式による特異な流体力学極限の数理的研究 (2002 – 2004、京都大学) 工学
幽霊写像の研究 (1999 – 2001、大阪女子大学) 理学

この中で、
<いま・ここ>に死者が共存する災害社会学研究:大災害の幽霊・夢を題材にして (2019 – 2023、東北学院大学)
東北被災地域における心霊体験の語りと宗教者による対応に関する宗教学的研究 (2013 – 2016、東北大学)
の二つに目を留めた。「涼を求めて」などという軽率な動機が恥ずかしい。

東北学院大学の研究は、マスコミにも取り上げられたことがあるので、ご存知の方も多いのではないだろうか。現在も「生死のあわい」の解明の研究が進められている。
この研究では、幽霊現象は、死者を彼岸に送って存在を抹消させることなく、時間的猶予を置いて死を受け入れる隙間を被災地の時空間に与えているとの仮説に立っている。

東北大学の研究は2015年度に完了し、「東日本大震災の被災地において、大量死に直面し悲嘆を抱える人々は様々な形で死者の霊の表象と向き合っており、それが「心霊体験」として表現されたときに、宗教者は地域文化や各宗派の伝統を参照しながら臨機応変に対応していることが明らかになった。」と成果が報告されている。

いずれの研究も多くの論文が発表されている。
この夏、真摯に向き合うこととしよう。

2021/06/30

 e-Gov ポータル デジタル行政

e-Gov ポータル デジタル行政サイトには、政府が提供するデジタル行政に関する情報が掲載されている。
 >>> e-Gov ポータル デジタル行政

2021/6 現在のコンテンツは、

分野内容
 国家IT戦略          国家IT戦略に関する情報
 デジタル行政サービス     デジタル行政サービスに関する情報
 行政API           行政APIに関する情報
 人材育成           人材育成に関する情報
 IT総合戦略本部        高度情報通信ネットワーク社会の形成に関する施策の検討状況について首相官邸が情報提供
 政府CIOポータル       内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室のWebサイト
 アイデアボックス       内閣官房 デジタル改革関連法案準備室による意見募集の試み
 オープンデータ        内閣官房のオープンデータ施策に関する決定文書や各種資料等について情報提供
 データカタログサイト     無償で利用できるオープンデータ化された公共データに関するデータカタログ (総務省)

となっている。

アイデアボックスには、様々な意見が投稿されているようだ。
 >>> デジタル改革 Idea Box

さて、2021/7/1
このサイトに、日本のオープンデータをできる限り多く集めたポータルサイト
日本のオープンデータ を公開します。
ぜひご覧ください。
 >>> KSL オープンデータ・ポータル


2021/06/22

 e-Gov ポータル

e-Gov ポータルは、行政機関が発信する政策・施策に関する情報、行政サービス、各種オンラインサービスなどに関する情報を対象に、情報ナビゲーションに資することを目的として総務省行政管理局が整備、運営するWebサイト。
 >>> e-Gov ポータル (総務省行政管理局)

サービス・機能には、
>>> 電子申請
>>> 法令検索
>>> パブリック・コメント
>>> 文書管理 (行政文書ファイル管理簿検索)
>>> 個人情報保護 (個人情報ファイル簿検索)
行政サービス・施策に関する情報提供
がある。(2021/6 現在)

なかなか充実していそうだ。

そして、行政サービス・施策に関する情報提供には、

 分野 項目 
 災害・非常事態   感染症対策 防災情報 復旧・復興支援 災害対応・被災者支援
 環境        環境問題対策 資源管理 エネルギー政策 省エネ・リサイクル
 地方創生      まちづくり 地域活性化 農林水産
 子ども・教育    子どもの安全 子育て支援 教育
 健康        感染症情報 健康管理 医療・医療保険 食の安全
 雇用・労働     働き方改革 雇用 人材開発 労働基準
 観光・海外渡航   出入国 観光 文化 日本語
 家族・社会     介護・福祉 障害者支援 住宅
 法令・くらしの安心 所管法令・告示・通達 くらしの安心 公益通報 法令適用事前確認手続 
 資産形成・税    投資 年金 税 保険
 ビジネス・産業   起業・創業 貿易管理 知的財産 企業情報開示
 補助金等の受給   補助金 助成金 給付制度 税制優遇制度
 国土        国土保全 道路・交通 海事・港湾
 デジタル行政    国家IT戦略 デジタル行政サービス 行政API 人材育成
 政府について    予算・決算 公共調達 白書等 統計
 政府機関関連情報  行政機関等 独立行政法人等 地方公共団体 国会 裁判所等

があるようだ。
電子申請は何度かお世話になったが、結構凄いじゃないか日本!

太字の項目に興味があるので、後日調べてみよう。



2021/06/15

 ビッグデータとは何か

色々なサイトをちら見した。

まずは、平成24年版 情報通信白書。
 >>> ビッグデータとは何か (平成24年版 情報通信白書 総務省)

う~ん、難解。
データの利用者やそれを支援する者それぞれにおける観点から異なっているが、共通する特徴としては、多量性、多種性、リアルタイム性等の特徴を有するデータということか?

次に、Wikipedia。
 >>> ビッグデータ (Wikipedia)

ビッグデータは、一般的なデータ管理・処理ソフトウエアで扱うことが困難なほど巨大で複雑なデータの集合を表す用語。
データの収集、取捨選択、管理及び処理に関して、一般的なソフトウェアの能力を超えたサイズのデータ集合と定義されるが、その数値上の定義は変わっていくと考えられる。
とあった。
何か分かったような気はするのだが。

そして、Oracle Japan 社のサイト。
 >>> ビッグデータの定義 (Oracle Japan 社サイト)

ビッグデータとは、より多くのVariety(多様性)が含まれ、Volume(量)がどんどん増加し、Velocity(処理速度)がかつてない速さのデータ。
であるらしい。
このVariety Volume Velocity は、「3つのV」として、色々なサイトでビッグデータの説明に用いられている。

何やらどれも、わかったようなわからないような禅問答みたいな説明に聞こえる。
つまるところ、「AIとは何か」「スーパーコンピュータとは何か」などと同様、
不毛な問いかけなのであろうか?

2021/06/14

 AIとは何か

昨今巷には、何やら「AI」や「ビッグデータ」なる言葉が溢れている。
AIといわれると「何か凄いんだろうなあ。」と思わされてしまうのは小生だけか。

以前は、コンピュータ制御と言っていたものにまで、
AIという冠を載せ、優位性を主張しているようなものも見受けられるようだ。
電子頭脳 Artificial/Electrical Brain に取って代わった人工知能 Artificial Intelligence (AI)。 いったい AI とは何か?

一般社団法人 人工知能学会 のサイトを覗いてみた。
 >>> 人工知能学会 サイト

その中に、教養知識としてのAIというページがあり、
そこには、

「人工知能とは何か」という問いに対する答えは、単純ではない。人工知能の専門家の間でも、大きな議論があり、それだけで1 冊の本となってしまうほど、見解の異なるものである。そのような中で,共通する部分を引き出して、一言でまとめると、「人間と同じ知的作業をする機械を工学的に実現する技術」といえるだろう。ここでのポイントは、「知的作業をする機械」と、「工学的に実現する」という点である。

とあった。
 >>> 教養知識としてのAI (人工知能学会 サイト)

また、情報通信白書(総務省)にも、AIはたびたび取り上げられており、
平成28年版の『人工知能(AI)とは』には、

本書では人工知能(AI)について特定の定義を置かず、人工知能(AI)を「知的な機械、特に、知的なコンピュータプログラムを作る科学と技術」と一般的に説明するにとどめる。

とあった。
 >>> 人工知能(AI)とは (平成28年版 情報通信白書 総務省)

やはり、人工知能学会の指摘のように、
「人工知能とは何か」という問いに対する答えは、単純ではない。
ようだ。

2021/06/11

 GNU Scientific Library (GSL)

GSLは、CおよびC++プログラマー向けの科学技術計算関数のオープンソース・ライブラリで、GNU General Public Licenseの条件の下で配布されている。 gsl-0.0のリリースから5年後の2001年11月にgsl-1.0がリリースされ、2021年6月には、gsl-2.7がリリースされている。
サードパーティから拡張機能やアプリケーションが提供されており、また、JavaやPythonなどのいくつかの言語とのラッパーも存在する。
 >>> GNU Scientific Library (GSL 公式サイト)
 >>> GNU Scientific Library (Wikipedia)

 >>> GNU Scientific Libraryマニュアル (GSL 公式サイト)

この手のソフトはお金がかかるものであったが、無料で手に入るようになったとは。
何ともオープンな時代になったものだ。
そして、
GLSの何が凄いかといえば、メンテナンスされているという点、タダより高い物はないではない点にあろう。
アメリカ人の俗世を超越した発想と懐の深さには驚かされる。

2021/05/21

 国立情報学研究所

情報学研究所の存在を知った。

正式名称は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 (NII)。
「未来価値創成」を使命とする情報学という新しい学術分野での国内唯一の学術総合研究所だそうだ。

情報から知を紡ぎ出すというスローガンのもと、
研究として、基礎論から最先端まで総合的な研究を行い、
事業として、学術研究基盤や教育活動を支える事業を行い、
大学院教育として、博士号を有する 21世紀の「知識社会」をリードする優れた人材の育成を行っているそうだ。
 >>> 国立情報学研究所 ホーム


更に、
情報犬ビットくんを雇用している。職種は、「NII広報 みならい」らしい。
そして、ビットくんの性格は、情熱型おとぼけだそうだ。
それっていったい、どんな性格?
 >>> 情報犬ビットくん (国立情報学研究所 サイト)

何やらおもしろそうな研究所だ。


    
    COVID-19データポータルJAPAN

このサイトは、新型コロナウイルスのデータやサービスを集約するために、
国立情報学研究所オープンサイエンス基盤研究センターが
国内の様々な機関と協力して構築したそうだ。

そこには、
 データ共有が研究を加速させる
とある。 本当にそう思う。

遺伝子配列など専門的過ぎて、中身はまったく分からないけど、 なんか凄いことになってるぞ。

>>> COVID-19データポータルJAPAN

2021/05/06

 オープンソースとフリーソフトウェア

オープンソースソフトウェアとは、利用者の目的を問わずソースコードを使用、調査、再利用、修正、拡張、再配布が可能なソフトウェアを指し、オープンソース・イニシアティブの提唱するオープンソースとフリーソフトウェア財団の提唱するフリーソフトウェアがあります。

オープンソース
 >>> Open Source Initiative ホーム
 >>> オープンソース・イニシアティブ (Wikipedia)
オープンソースの定義はDebianフリーソフトウェアガイドラインを基にしている。
 >>> Debianフリーソフトウェアガイドライン (Wikipedia)

フリーソフトウェア
 >>> The Free Software Foundation ホーム
 >>> フリーソフトウェア財団 (Wikipedia)
フリーソフトウェアの定義はGNUプロジェクトサイトに公開されている。
 >>> フリーソフトウェアの定義 (GNUプロジェクト)
Free Software Directoryは、フリーソフトウェア財団(Free Software Foundation, FSF)のフリーソフトウェアを一覧化するプロジェクト。
 >>> Free Software Directory ホーム


    
    GNUプロジェクト
フリーソフトウェア財団が支援するプロジェクトで、
フリーソフトウェアオペレーティングシステムのLinux(GNU/Linux)の開発をはじめ、
ソフトウェア開発、意識改革、政治的キャンペーンなどを行っている。
>>> GNUプロジェクト ホーム
>>> GNUプロジェクト (Wikipedia)

2021/04/30

 一家に一台、スーパーコンピュータ

FLOPSは、1秒間に実行できる浮動小数点演算の回数で、コンピュータの性能指標の一つ。
 >>> FLOPS (Wikipedia)

近頃のパソコンは、100 GFLOPS(ギガFLOPS)を優に越え、それは1秒の間に1000億回を超える浮動小数点演算をこなすことができるほどの性能だ。
一方、スーパーコンピュータでは、わが国の富岳が400 PFLOPS(ペタFLOPS)超えの性能を誇っており、2020年11月時点、4つのスーパーコンピュータ・ランキング TOP500、HPCG、HPL-AI、Graph500 にて2期連続世界第1位を獲得した。
 >>> スーパーコンピュータ 富岳 (富士通株式会社 サイト)
 >>> 「富岳」について (理化学研究所 サイト)
 >>> スーパーコンピュータ (Wikipedia)


追記:2021/06/29
富岳が、4つの部門で3期連続首位。それも、2位に最大で5.5倍の性能の差をつけてのこと。
すばらしい!


 富岳が1位となったランキング 評価対象
 TOP500            行列計算による連立一次方程式の解法プログラムを処理する際の倍精度演算器の能力を測定
  
 HPCG             共役勾配法による疎行列から構成される連立一次方程式の解法プログラムを処理する際の倍精度演算器の能力を測定
  
 HPL-AI            倍精度演算器の能力に加え、人工知能(AI)の深層学習で主に用いられる単精度や半精度演算器も加味した演算器の能力を測定
  
 Graph500           大規模グラフ解析に関する能力を測定

30年ほど前になるが、日立製作所製スーパーコンピュータ S-820 を使用していたことがある。
 >>> 最前線 証券界でスパコン競争 (1989/09/01 朝日新聞記事)

1989年と言えば、昭和から平成へ、ソビエト共産党敗北、天安門事件、ビルマからミャンマーへ改称、ベルリンの壁崩壊、ルーマニア革命と激動の年であった。一方、わが国の株式市場は、12月29日の大納会で日経平均株価は終値38,915円87銭の史上最高値を記録して新年を迎えたものの、一転、翌年1990年の大発会から株価は下落へ転じ、平成のバブル景気は終焉を迎えることとなる。そして、わが国は「失われたうん十年」へと。間違いなく、この負の連鎖に陥る人間の行動パターンは歴史に深く刻まれたに違いないが、経験を伴わない記憶は風化し忘れ去られていくことも事実のようである。

話を戻そう。最上位機種 S-820/80 は 3 GFLOPS の性能を有し、世界最高速を実現した。
使用していたモデルはS-820/60 であったが、それでも 1.5 GFLOPS の性能を有しており、
とてつもない速さを実感したものだ。
 >>> 【日立】 HITAC S-820 (情報処理学会 コンピュータ博物館)


当時の 1.5 GFLOPS ですら速いと感じたのに、
今やパソコンは100 GFLOPSを越え、堂々と家庭に入り込んでいる。
まさに 一家に一台、スーパーコンピュータ の時代が到来してしまったのだ。
さて、パソコンに何をやらせようか。

その答えのひとつは、
令和元年6月14日に閣議決定された、
官民データ活用推進基本法(平成28年法律第103号)第8条第7項の規定に基づく
世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画に描かれている
「ネットワークの末端(エッジ)側で中心的な情報処理を行うエッジ・コンピューティング」
となるのであろうか。
 >>> 世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画

エッジ・コンピューティング ?
また難しい言葉が出てきた。
今度調べてみよう。


    
    単位系の接頭辞 (注)アルファベットは国際単位系の接頭辞、漢字はわが国の命数法。
    
  K    キロ       103                
  万    まん       104                
  M    メガ       106                
  億    おく       108                
  G    ギガ       109                
  兆・T  ちょう・テラ   1012               
  P    ペタ       1015               
  京    けい       1016               
  E    エクサ      1018               
  垓    がい       1020               
  Z    ゼタ       1021               
  𥝱・Y  じょ・ヨタ    1024               
  R    ロンナ      1027  2022年に制定の見込み   
  Q    クエッカ     1030  2022年に制定の見込み   
  溝    こう       1032  塵劫記 寛永11年(1634年)版
    
  那由他  なゆた      1060  塵劫記 寛永11年(1634年)版
  不可思議 ふかしぎ     1064  塵劫記 寛永11年(1634年)版
  無量大数 むりょうたいすう 1068  塵劫記 寛永11年(1634年)版
>>> 命数法 (Wikipedia)

一説によると、量子コンピュータはスーパーコンピュータの9000兆倍の性能らしい。
仮に富岳の9000兆倍としたならば、10の32乗FLOPSを超えることとなり、
もはや国際単位系の接頭辞では表現できない。
でも、心配ご無用。
わが国の命数法には「溝」があり、無量大数まではまだ10の36乗倍の余裕がある。

2021/04/15

 e-Stat

e-Statは、総務省統計局が整備し、独立行政法人統計センターが運用管理する日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイト。
 >>> e-Stat

開発者向けに、API機能と統計LODが提供されている。これはすごい。
API機能利用には、ユーザ登録が必要。
統計LODとは、オープンデータの最高ランク(5スター)であるLOD(Linked Open Data)でのデータ提供。
 >>> 開発者向けページ (e-Stat)

統計LODのデータ取得には、
❶ SPARQL
❷ GeoSPARQL
の2つの方法が用意されている。
また、SPARQLエンドポイントにより、SPARQLやGeoSPARQLによって記載したクエリーを実行し、データを取得することができるそうだ。
 >>> SPARQLエンドポイン (e-Stat)

今度試してみよう。


    
    

>>> 統計LOD (e-Stat)


2021/04/01

 オープンデータ

オープンデータについてググってみた。
まずは、wiki。
 >>> オープンデータ (Wikipedia)

オープンデータとは何かが分かったところで、
個人的な趣味だが、国内オープンデータのいくつかを選んでみた。


データカタログサイト data.go.jp
二次利用が可能な公共データの案内・横断的検索を目的としたオープンデータの「データカタログサイト」
 >>> data.go.jpホーム (総務省)
 >>> data.go.jp データベースサイト一覧 (総務省)


総務省統計局統計データ e-Stat
政府統計の総合窓口(e-Stat)内のAPI機能を利用し、統計情報データベースに登録している統計について取得が可能。
 >>> e-Stat (総務省)


日本銀行時系列統計データ検索サイト
格納されているデータは、 金利(預金・貸出関連)、マーケット関連、決済関連、預金・マネー、貸出、金融機関バランスシート、資金循環、その他の日本銀行関連、短観、物価、財政関連、国際収支関連、その他。
データのダウンロードは可能だが、データ取得のAPIは提供されていない。残念。
 >>> 日本銀行時系列統計データ検索サイト (日本銀行)
 >>> 格納統計一覧 (日本銀行)


色々なデータが無料で使え、使い勝手もよくなってきたのは嬉しい。

そうだ、今さらではあるが、
オープンデータのポータルサイトでも作ってみよう。


    
    総務省統計局提供の社会人・大学生に統計オープンデータを活用した
データサイエンスのための無料講座。

>>> 「誰でも使える統計オープンデータ」 (総務省統計局)

2021/03/10

 e-Gov 法令API

法令APIというものがあるらしい。
❶ 法令名一覧取得 API
❷ 法令取得 API
❸ 条文内容取得 API
❹ 更新法令一覧取得 API
の4種類のAPIからなるようだ。
 >>> e-Gov 法令API (総務省)


    
    >>> e-Gov 法令検索トップページ (総務省)
    
    

    
    >>> 日本国憲法を検索してみた
リクエストしたURIは、https://elaws.e-gov.go.jp/api/1/lawdata/321CONSTITUTION
取得内容は、XML 形式データ(応答結果 XML)で返されるのか。

2021/02/28

 動物愛護法

この法律は、
「動物の虐待及び遺棄の防止、動物の適正な取扱いその他動物の健康及び安全の保持等の動物の愛護に関する事項を定めて国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資するとともに、動物の管理に関する事項を定めて動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害並びに生活環境の保全上の支障を防止し、もつて人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的とする。」
と始まる。

特に、
「生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資する」
のフレーズが素晴らしい。
「豊かな心を、大地に水がゆっくりと浸透するように、無理なく養い育てることに役立てる。」
ということであろう。


    
    >>> 動物の愛護及び管理に関する法律 (e-Gov 法令検索 総務省)
    
    

2021/01/31

 アニマルセラピー

アニマルセラピーには、
 動物介在活動 : AAA (Animal Assisted Activity)
 動物介在療法 : AAT (Animal Assisted Therapy)
 動物介在教育 : AAE (Animal Assisted Education)
があるそうだ。


    
    >>> 日本動物病院協会 / アニマルセラピー 人と動物のふれあい活動(CAPP)
>>> アニマルセラピー (Wikipedia)

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